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シュリー・スワミジのヨーガ

ヨーガとは何か​


「ヨーガ」の語源は「yuj」という言葉で、これは「結びつける」という意味があります。「個我」である「ジーヴァ・アートマ」と至高我である「パラマ・アートマ」を結びつけ、真我(真の自己)への気づきをもたらします。その他にもさまざまな経典がヨーガについて述べています。
ヨーガは、本当の自分を教えます。それは心の働きを静めることであり、あらゆるものが等しくなり、行為は完全なものになります。すべての悲しみは終焉します。

 

saṃyogo yoga ityukto jīvātma paramātmoḥ (Yoga Yajnavalkya)

「自己と至高の自己を結びつけることがヨーガと言われる」(ヨーガ・ヤジュナヴァルキヤ)

 

yogaścittavṛttinirodhaḥ(Patanjali Yoga Sutra 1.2)

「心の変異を完全に止めることがヨーガである」(パタンジャリのヨーガ・スートラ 1章2節)

 

manaḥ praśamanopāyah yogaityabhidhiyate(Yoga Vasishtha 3.9.32)

「ヨーガとは、心を静めることを意味する」(ヨーガ・ヴァシシュタ 3巻9章32節)

 

… samatvam yoga ucyate (BG 2.48)

「あらゆるものに対して心を等しくすることがヨーガである」(バガヴァッド・ギーター2章48節)

 

…yogaḥ karmasu kauśalam(BG 2.50)

「行為の巧みさがヨーガである」(バガヴァッド・ギーター2章50節)

 

…yogo bhavati duḥkhaḥ (BG 6.17)

「ヨーガは悲しみの破壊者である」(バガヴァッド・ギーター6章17節)

 

…duḥkha samyoga viyogam yoga sanjñitam (BG 6.23)

「悲しみや苦痛と結びつかない状態がヨーガとして知られる」(バガヴァッド・ギーター6章23節)

さまざまなヨーガ

シュリー・ガナパティ・サッチダーナンダ・スワミジの教えるヨーガは、ヨーガのあらゆる側面を含んで一つにした総合的なものと言えます。

​「ヨーガならダッタ・クリヤー・ヨーガ、バクティ(信愛・献身)ならバジャン(賛歌)、ジュニャーナ(英知)なら『バガヴァッド・ギーター』があります。…中略… プージャー(礼拝)はカルマ・ヨーガのようなものです。 『バガヴァッド・ギーター』の意味を語り合うことはジュニャーナ・ヨーガにあたります。そしてダッタ・クリヤー・ヨーガは、健康、心のコントロール、感覚器官の制御のためのものです。 バクティ・ヨーガ(信愛のヨーガ)、ジュニャーナ・ヨーガ(英知のヨーガ)、カルマ・ヨーガ(行為のヨーガ)は互いに関連し合っています」とシュリー・スワミジは教えています。

●ジュニャーナ・ヨーガ(英知のヨーガ):『バガヴァッド・ギーター』の意味を語り合うこと

ジュニャーナ・ヨーガは知性による識別を通して真理の知へと至る道です。『バガヴァッド・ギーター(神の詩歌)』は約6000年前にシュリー・クリシュナが弟子であるアルジュナに教えた教えです。その教えは聖仙ヴェーダ・ヴィヤーサによって700節の詩節として書き留められました。シュリー・クリシュナがアルジュナを道具、あるいは媒介として使い、すべての人類のために教えたものです。その意味を知らずに詩句の一部を詠唱したとしても、さまざまな恩恵があるものとされています。それは究極的にブラフマンの知識(ブラフマー・ヴィディヤ)をもたらします。シュリー・スワミジはこの『バガヴァッド・ギーター』を再び現代に生き返らせました。アメリカ・テキサス州において1,300人が一つの会場で『バガヴァッド・ギーター』を詠唱したのはギネス世界記録として記録されました。『ギーター・スワラ・プラスターラム』は、現代におけるバガヴァッド・ギーター注釈の決定版としてシュリー・スワミジによって発表された大著です。

●バクティ・ヨーガ(信愛のヨーガ):バジャン(賛歌)

バクティ・ヨーガは、神への強烈な愛によって、神と一つになる道です。これは現代の時代と状況において、もっとも簡潔で強力な手段となっています。バジャン(賛歌)やナーマ・サンキールタナ(神の名の称賛)がバクティの代表的な方法として知られています。バジャンは「神の名の詠唱と称賛」の他に、ヴェーダやウパニシャッドの教えや真髄が込められたものがあります。シュリー・スワミジは、数千曲のバジャンを作詞作曲しています。「霊性の探求者が抱くあらゆる疑問への答えが、それらの曲の中にすでに含まれている」とシュリー・スワミジは述べています。

●カルマ・ヨーガ(行為のヨーガ):プージャー(儀式)

カルマ・ヨーガは、なすべきことを無私の精神で行なうことによって完成へと至る道です。プージャー(儀式)やヤグニャ(祭祀)は、それ自体が便益をもたらすものですが、それは人間のなすべき行為が象徴化され、形式化されたものでもあります。無私の精神で、他者を助けたり、慈善を行うとき、それはすべてヤグニャ(祭祀)でありプージャー(儀式)となります。無私の精神で仕事がなされるとき、それはすべて礼拝であり、祭祀であり、儀式であり、カルマ・ヨーガとなります。

●ダッタ・クリヤー・ヨーガ

「ダッタ」は、「与えること、贈ること」を意味し、世界に自分自身を与え、人類に初めて真我を教えた教師ダッタートレーヤに由来します。「クリヤー」は、「行為、努力」を表わす語です。パタンジャリのヨーガ経典は、苦行、聖典の学習、神への全託がクリヤー・ヨーガの三つの柱と述べています。クリヤー・ヨーガのクリヤーには「精神的行為」という意味もあります。また、ここでのヨーガはアシュタンガ・ヨーガ(八段階のヨーガ)を意味しています。クリヤー・ヨーガはアシュターンガ・ヨーガ(八段階のヨーガ)の準備段階の三つを終えた、四番目の段階のプラーナ―ヤーマから始まります。プラーナーヤーマは、体系的な吸気と呼気の方法ですが、内的な生命エネルギーを方向づけるのが真のプラーナ―ヤーマです。それは呼吸の仕方とともに、精神的な行為を含みます。ダッタ・クリヤー・ヨーガでは12のプラーナ―ヤーマが教えられます。実際のところ、宇宙の創造も精神的な行為によってなされています。それが全生類を満たしています。この精神的行為とアシュターンガ・ヨーガ(八段階のヨーガ)、クンダリニー・ヨーガ(精妙エネルギーのヨーガ)が組み合わされたものが、ダッタ・クリヤー・ヨーガです。

ヨーガの効果

ヨーガは、平静、満足、自分自身のコントロール、健康をもたらすものです。現在のストレス社会において、ヨーガはストレスのマネジメントのための優れた手法として注目されています。ストレッチ、呼吸法、瞑想の組み合わせは、心身にさまざまな便益的な効果をもたらすことが知られています。

ヨーガにおける身体的ウェルビーイング

筋肉の弛緩、関節の弛緩(エネルギーの節約をもたらす)、身体におけるエネルギーの効率的な使用、ストレス状況化での身体器官の適切な協調

ヨーガにおける精神的ウェルビーイング

所有・自我の感覚の除去、全体のための善を行なう精神、期待を抱くことなく純粋なハートで敏腕な手腕を発揮する精神、パニックや動揺のない明晰な理解力、心の鎮静と弱さの除去、肯定的な意思力と決断力、困難を挑戦へと変える精神

ヨーガにおける感情的ウェルビーイング

恐れ・怒りの超克、感情的葛藤、コンプレックス、葛藤の超克、心の体系的な鋭敏化

瞑想の便益

緊張の緩和、血流の良好化、血圧の鎮静、ゆっくりとした呼吸をもたらす、酸素の消費を減らし適切な代謝をもたらす、脳を活性化しリラックスと幸福感と結びつける(アルファ波とベータ波に関連する)、ストレス関連物質の軽減、ウェルビーイングと関連する鎮静化ホルモンの増加(メロトニンとセロトニン)、脳の灰白質の増加、免疫の増進、ストレスに関連するエイジングの軽減、記憶力の改善、感情の不均衡を統御する能力、集中力、マルチタスク、生産性、生産的志向、ポジティングシンキング、不安・抑圧感・孤独感の減少、内省的志向の発達、慈悲心の増加など​

ヨーガの集い「音、そして真実へ」
&サッドグル・ダルシャナ

11月28日(土)10時~18時

会場:JWマリオット奈良2F「吉野」

参加費:10.000円

(菜食ランチ付き・税込)

詳細についてはメールでお問い合わせください:dymcjp@gmail.com

​ダッタヨーガミュージックセンタージャパン スワミジ招聘委員会

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